謹賀新年 2019
あけましておめでとうございます。
今回の年越しも例年通りガキの使いを見ながらぼーっとしておりました。笑
例年は夜中に初詣行ってたんですが、今年は朝になってからお参りしてきました。夜中寒いしね…。
初詣に限らずですが、神社行くたびに毎回「どうだったっけ…」って思うのがお参りの仕方。
「二礼二拍手一礼」とはよく言いますが、
御賽銭ってどのタイミングで入れるんだっけ?
そもそも何のためにやってるんだっけ?
とかたまにわからなくなっちゃうので、その辺ちょっと調べてみました。
(常識じゃん、言われればそれまでなんですが)
◾︎ お参り作法の順序
1. お賽銭をいれる。
2. 鈴を鳴らして二礼。
3. 拍手を二回。
4. 一礼して終了。
◾︎ それぞれの所作の理由
・御賽銭
調べてみて初めて知ったんですが、御賽銭って「お願い事の代金」的なものではなく、「穢れを清めるための行為」っていう説もあるんですね。
お金には穢れを吸い取る力があるとされていて、それを御賽銭として手放すことで身を清めるんだとか…。
御賽銭の由来に関しては諸説あるそうですが、お守りとして小銭を持つような慣習もあるので、説得力がある気はします。お守りは穢れを吸い取るものですし。
・鈴を鳴らして二礼
神様への敬意と感謝の意を表すためのもの、だそうです。ちなみにこの鈴を鳴らすのは、神様への呼び鈴とする説と、魔を祓うためであるとする説とあるようです。京都にいた頃に聞いたのは前者の方だったかな…。
・二拍手一礼
神様を敬い拝む意味で拍手をします。
拍手は右手を少し引き、両手を合わせずにずらして打つのがいいそうです。
(神様より一歩下がることで、神を敬い讃える心を表しているそうな)
拍手したら願い事を心の中で唱え、一礼して立ち去ります。
上記の所作は戦後に固まった形式のようです。
1948年の神社祭式行事作法改訂によって現在の形式になったのだとか。
また、二礼二拍手一礼以外の形式もあるそうで、
30年近く日本人やってますが、お参り一つで結構色々知らないことあるんだなあ、と感じるお正月でした。